台湾の検察当局は10日、中国のためにスパイ活動をした容疑で4人を起訴したと発表した。総統府で昨年5月撮影(2025年 ロイター/Annabelle Chih/File photo)
[台北 10日 ロイター] – 台湾の検察当局は10日、中国のためにスパイ活動をした容疑で4人を起訴したと発表した。
検察によると、4人はいずれも与党・民進党の元党員で、国家安全保障関連の機密情報を中国に伝えた疑いがかけられている。18年以上の実刑を求刑したという。
関係筋によると、4人のうち一人はジョセフ・ウー国家安全保障会議秘書長の外交部長(外相)当時の補佐官で、もう一人は元総統府顧問という。
中国の台湾事務弁公室はコメントの要請に応じていない。
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