スペイン中銀、今年の成長率予想を2.4%に下方修正 貿易対立で

 スペイン中央銀行は、世界的な貿易摩擦の影響を背景に今年の経済成長率見通しを2.7%から2.4%に引き下げた。写真は、スペイン中央銀行のバルセロナ支店。2022年10月、バルセロナで撮影 (2022年 ロイター/Nacho Doce)

[マドリード 9日 ロイター] – スペイン中央銀行は、世界的な貿易摩擦の影響を背景に今年の経済成長率見通しを2.7%から2.4%に引き下げた。エスクリバ総裁が9日、議会委員会で明らかにした。それでもユーロ圏平均を大きく上回っているという。

また、来年の成長率見通しも1.9%から1.8%に引き下げた。昨年の実績は3.2%だった。

エスクリバ氏は、成長鈍化は関税戦争の不確実性による他国の成長率低下が原因と指摘した。

同氏は、国内マクロ経済の中心シナリオには「緩やかな関税引き上げと国防費への財政支出拡大」が折り込まれていると述べた。

欧州中央銀行(ECB)は、今年のユーロ圏全体の経済成長率は平均0.9%、来年は1.1%になると予想している。

エスクリバ氏はさらに、インフレ率の中銀予想を今年は2.5%から2.4%に引き下げたと述べた。

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