ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.10 08:31

ウクライナとロシアが9日(現地時間)、捕虜の交換を始めた。交換対象には25歳未満の青年と重傷者が含まれたと、ロイター通信などが報じた。

ウクライナのゼレンスキー大統領はこの日、テレグラムを通じて「きょう交換が始まった」とし「今後の数日間、いくつかの段階に分けて進められる」と明らかにした。

ゼレンスキー大統領は「帰還した人たちは負傷人、重傷者、25歳未満」とし「この過程はかなり複雑で敏感な内容も多い。交渉は事実上毎日続いている」と伝えた。また、ウクライナの国旗を体に巻いて抱擁する軍人らの写真も数枚載せた。

ただ、両国はこの日、それぞれ何人の捕虜が交換されたかは公開しなかった。ロシア国防省は双方の人数は同じと明らかにした。

両国は2日、トルコ・イスタンブールでの交渉で1200人以上の捕虜と戦死者の遺体を交換することで合意したが、履行の日程をめぐりを葛藤が生じた。ロシアは7日に交換を始めることにしたがウクライナが予告なく延期したと主張し、ウクライナは決まった日はなかったと反論した。

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