ポーランド首相、信任投票要請へ 大統領選の欧州懐疑派勝利受け

 6月2日、ポーランドのトゥスク首相(写真)は、前日の大統領選で自身が率いる中道与党のチャスコフスキ・ワルシャワ市長が敗北したことを受け、連立政権に対する議会の信任投票を求める意向を明らかにした。写真は5月、アルバニアの首都ティラナで代表撮影(2025年 ロイター)

[ワルシャワ 2日 ロイター] – ポーランドのトゥスク首相は2日、前日の大統領選で自身が率いる中道与党のチャスコフスキ・ワルシャワ市長が敗北したことを受け、連立政権に対する議会の信任投票を求める意向を明らかにした。

テレビ演説で「議会で近く、信任投票を求める。これが最初の試金石になる」と表明。「国内外の反対派を含む全ての人に、われわれはこの状況に備え、事態の重大さを理解しているが、一歩も後退するつもりはないことを知ってほしい」と述べた。

大統領選では愛国主義的な右派野党「法と正義(PiS)」が推す欧州懐疑派のカロル・ナブロツキ氏が勝利。親欧州連合(EU)のトゥスク政権が進める改革に打撃となった。 もっと見る

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