ウクライナ紛争解決へ不関与国グループ創設を ブラジル大統領、国連に呼びかけ

フランス・パリのエリゼ宮で開かれた国賓晩餐会で乾杯する(左から)フランスのブリジット・マクロン大統領夫人、ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領、エマニュエル・マクロン大統領、ロザンジェラ・ダシルバ大統領夫人(2025年6月5日撮影)。(c)Ludovic MARIN / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は7日、国連に対し、ロシアとウクライナの紛争解決に向け、紛争に関与していない国の連合を創設するよう呼びかけた。フランス訪問中、記者会見で語った。

ルラ氏は、「国連はこの問題で再び立役者になれる」と述べ、アントニオ・グテレス事務総長は「良い人」だとたたえた。その上でグテレス氏に対し、「友好グループ」の設置をウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー、ロシアのウラジーミル・プーチン両大統領に提案すべきだと主張。同グループは「両者と協議し、それぞれの真実に耳を傾け、代替案を策定する」ことなるだろうと話した。

「私が提案しているのは、戦争に関与していない国で構成する委員会を設置し、ゼレンスキー、プーチン両氏と話し合うことだ」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News

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