日本とイタリアのACSA=「物品役務相互提供協定」は、自衛隊とイタリア軍が、訓練や大規模災害時などに食料や燃料、弾薬といった物品や輸送などの役務を相互に提供する際の手続きを定めたものです。

去年11月、岩屋外務大臣とクロセット国防相が署名し、今の国会で承認に向けた審議が行われてきました。

そして、6日の参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決され、承認されました。

外務省は、イタリアの国内手続きが終わりしだい、発効に必要な公文の交換を行いたいとしています。

日本はこれまで、同様の協定をアメリカやオーストラリア、インドなど7か国と締結していて、イタリアは8か国目です。

日本とイタリアの間では、イギリスを含めた3か国で次期戦闘機の開発を進めるなど、安全保障分野での協力が進められています。

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