NZ首相、新プライバシー法示唆 報道官による買春時の無断録音受け

ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相(2025年4月22日撮影)。(c)Finnbarr Webster/POOL/AFP

【AFP=時事】ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相は5日、首相を担当するマイケル・フォーブズ副報道官が買春時に女性に無断で録音するなどの不適切な行為をしたのを受け、新たなプライバシー法を制定する可能性を示唆した。

フォーブス氏は、買春した女性との性行為の音声をひそかに録音したり、ジムで女性たちを盗撮したりしていたと地元メディアに報じたのを受け、辞任した。

ラクソン氏は「衝撃を受けた」と述べたが、フォーブス氏が法律に違反したかどうかは不明だ。

ラクソン氏は5日、「ニュージーランド人であれば、このような行為がどのように起こるのか、合法か違法かという当然の疑問を抱くだろう」「私も同じ反応だ」と記者団に語った。

ラクソン氏は、法律のグレーゾーンを解消するために、新たなプライバシー法を起草する可能性を示唆した。

フォーブス氏は、メディアに送った声明で、「傷つけた女性たちに心からおわびする」と謝罪した。
【翻訳編集】AFPBB News

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