メキシコ、鉄鋼関税巡り米と合意できなければ来週「措置」発表へ

 6月4日、メキシコのシェインバウム大統領(写真)は、鉄鋼・アルミニウム関税を巡り米国と合意できない場合、来週にも「措置」を発表すると表明した。写真は2日、メキシコ市で撮影(2025年 ロイター/Henry Romero)

[4日 ロイター] – メキシコのシェインバウム大統領は4日、鉄鋼・アルミニウム関税を巡り米国と合意できない場合、来週にも「措置」を発表すると表明した。

トランプ大統領は3日、鉄鋼・アルミニウムの輸入品にかける追加関税を4日から倍の50%に引き上げる文書に署名した。 もっと見る

シェインバウム氏は会見で、米と結んでいる自由貿易協定を引き合いに出し、鉄鋼・アルミ関税引き上げは「不公平な措置」と非難した。

一方、メキシコの対応は「目には目を」ではないとし「復讐や報復ではない。われわれの雇用とビジネスを守るということだ」と述べた。

エブラルド経済相が今週、米政府当局者と会談する予定だという。

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