トランプ米大統領が英国の鉄鋼とアルミニウムに対する関税倍増を見送ったことを受け、英国は対米貿易合意の最終決定に向け、残り5週間で協議をまとめる必要がある。
米国は4日から鉄鋼関税を50%に引き上げたが、英国は先月の米英首脳が発表した貿易合意の詳細を協議中だとして、関税引き上げの適用を免除された。しかし米国は、トランプ大統領が英国は合意内容を順守していないと判断した場合は、英国の鉄鋼・アルミに新たな税率を課す可能性を残していると、布告で明記した。
英国は、トランプ大統領とスターマー英首相が合意した25%の鉄鋼・アルミ関税撤廃に実現に向け奔走するが、最終的には最も近い同盟国からの関税引き上げに直面する可能性がある。英国の通商担当者には一段のプレッシャーがかかる。
英政府は4日の声明で、「米国との合意により、英国の鉄鋼が追加関税の対象ではないことを歓迎する」とした上で、「鉄鋼に対する25%の関税撤廃を含む対米貿易合意の実施に向けて、引き続き米国と協力していく」と表明した。
原題:Trump Gives UK Five-Week Deadline After Reprieve on Steel Tariff(抜粋)
