サッカー=アチェルビがイタリア代表辞退、「監督の敬意欠如」

サッカーのイタリア・セリエA、インテルに所属するベテランDFフランチェスコ・アチェルビが1日、招集されていたイタリア代表への参加を辞退した。監督から敬意が感じられないことを理由に挙げた。イタリアのミラノで5月撮影(2025年 ロイター)

[ミュンヘン(ドイツ) 1日 ロイター] – サッカーのイタリア・セリエA、インテルに所属するベテランDFフランチェスコ・アチェルビ(37)が1日、招集されていたイタリア代表への参加を辞退した。監督から敬意が感じられないことを理由に挙げた。

アチェルビは2023年11月を最後に代表でプレーしていないが、インテルでの最近の活躍が評価され、ルチアーノ・スパレッティ監督が26年ワールドカップ予選のメンバーに招集していた。

だが、1日朝にスパレッティ監督と話をしたというアチェルビは交流サイトに「最近の出来事を踏まえると、平静にこの道を歩み続けるための条件が今は存在しないと感じた。私はアリバイや、特別扱いを求めているのではなく、敬意を求めている。グループを率いるべき立場の人からの敬意が欠けているなら、私は身を引くことを選ぶ」と投稿した。

アチェルビは敬意の欠如が具体的に何を示すのか明らかにしなかったが、スパレッティ監督は3月に欧州ネーションズカップ準々決勝でドイツに敗れた後、今後の招集を検討するか記者に問われ、「アチェルビが何歳か知っているか」と答えていた。

アチェルビの決断については、1日に「私にとっては重要な選手だ。身体的な問題があることは知っていたし、手術を受けていた。他のDFにも出場機会を与えていた」と述べた。

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