5月30日、米マイクロソフト(MS)のロシア子会社が破産申請を検討していることが、同国の金融登録機関に掲載されたメモで明らかになった。写真はマイクロソフトのロゴ。3月、パリ近郊で撮影(2025年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[30日 ロイター] – 米マイクロソフト(MS)(MSFT.O), opens new tabのロシア子会社が破産申請を検討していることが、30日に同国の金融登録機関に掲載されたメモで明らかになった。MSは現時点で取材に応じていない。ロシアのプーチン大統領は今週、MSや米国のビデオ会議「ズーム」(ZM.O), opens new tabなど外国のサービスは「抑制されるべきだ」と発言。国内のソフトウエア開発が重要だと述べた。
MSは2022年2月のロシアのウクライナ侵攻開始後もロシア国内での主要な事業を続けていたが、同年6月には、経済見通しの変化によりロシア国内の事業を大幅に縮小すると明らかにしていた。
米アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下グーグルも22年、ロシア子会社の破産を申請。ロシア当局による銀行口座の差し押さえにより、オフィス機能の運営ができなくなったと説明した。
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