サッカーの欧州CLは31日、ミュンヘンで決勝を行い、PSGがインテルに5─0で圧勝。同大会初優勝を達成した(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[ミュンヘン(ドイツ) 31日 ロイター] – サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は31日、ミュンヘンで決勝を行い、パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)がインテル(イタリア)に5─0で圧勝。同大会初優勝を達成した。
PSGは前半12分に元インテルのDFアクラフ・ハキミのゴールで先制すると、19歳のデジレ・ドゥエが同20分と後半18分に加点。さらにクビチャ・クバラツヘリア、セニー・マユルが決めて、インテルを突き放した。
CL決勝で5点差がついたのは初めて。PSGはフランス1部リーグ、フランス・カップとCLの主要大会3冠を達成した。2得点1アシストのドゥエが試合の最優秀選手に選ばれた。
PSGは2020年の決勝ではバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に敗北。今季はリーグフェーズで敗退間際まで追い込まれたが、1993年のマルセイユに次ぐ、フランス勢では2チーム目の欧州制覇を成し遂げた。
ハキミはモビスタープルスの取材で「われわれは歴史を作り、このクラブの歴史に名前を刻んだ」とコメント。「悲願のタイトルを獲得できてとてもうれしい」と話した。
インテルがCL決勝で敗れたのはここ3シーズンで2回目。今季は無冠に終わった。
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