ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は28日、6会合連続の利下げを決めた。米関税措置による影響で不透明感を増す景気を下支えするため、追加利下げ余地があることも示唆した。
NZ中銀の金融政策委員会(MPC)は、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を3.5%から0.25ポイント引き下げ、3.25%にすると決定。ブルームバーグが調査したエコノミスト24人のうち23人の予想通りだった。NZ中銀の新たな予測は、あと1回の0.25ポイント利下げを示唆。さらにもう1回の金利引き下げの可能性も示された。
NZ中銀は声明で、「関税と海外における政策の不確実性の高まりはニュージーランド経済の回復を抑制し、中期的なインフレ圧力を弱めると予想される」と説明。「MPCは中期的な物価安定の維持に向け、国内外の情勢に対応する態勢を整えている」とした。

声明によれば、MPCは今回、5対1で追加利下げを決めた。景気回復の足取りは鈍く、金融当局には利下げバイアスを維持する余地がある。
NZ中銀のフォワードガイダンスによると、今年末までに平均OCRは2.92%に低下する見通しで、2月の政策声明で示された3.14%を下回った。また、2026年前半には2.85%に達するとの予測が示されており、2.75%への利下げの可能性も浮上している。
原題:New Zealand Delivers Sixth Rate Cut to Fan Economic Recovery (1)(抜粋)
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