インド経済は1-3月にアナリスト予想を上回るペースで成長した。世界の貿易環境が変化しつつある中で、リスクは依然として残っているものの、投資の回復と良好なサービス部門が成長を支えた。

  インド中央統計機構が30日発表した1-3月の国内総生産(GDP)は前年同期比7.4%増と、ブルームバーグがまとめた市場予想の6.8%増を上回った。2024年度(24年4月-25年3月)では6.5%の成長率となった。

インドの1-3月期実質国内総生産(GDP):需要項目別(表)

   インドは主要国の中で最も高い成長率を誇るが、近年の平均である8%を下回る水準に減速している。トランプ米大統領の関税措置が貿易摩擦を激化させ、サプライチェーンに混乱をもたらす中、世界的な経済環境による追い風も弱くなりつつある。

  こうした状況を受け、インド準備銀行は過去2回の金融政策会合で、政策金利を計50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げ、景気刺激を図っている。6月6日の次回会合でも追加の緩和措置が見込まれている。

原題:India’s Economy Beats Forecast on Strong Investments (2)

(抜粋)

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