イスラエル、ガザ停戦巡る米特使の新たな提案受け入れ=報道

イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡る米政権のウィットコフ中東担当特使の新たな提案を受け入れた。21日撮影(2025年 ロイター/Ronen Zvulun)

[ワシントン/国連/カイロ/ドバイ 29日 ロイター] – 米ホワイトハウスは29日、パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡る米国の提案をイスラエルが受け入れたと発表した。一方、イスラム組織ハマスは、条件が同組織の要求を満たしていないものの、提案を精査していると明らかにした。

イスラエルメディアは、ネタニヤフ首相がガザで拘束されている人質の家族に対し、米政権のウィットコフ中東担当特使が示した新たな提案を受け入れたことを伝えたと報じた。

イスラエル首相府はこの報道を確認しなかったが、ホワイトハウスのレビット報道官はワシントンで記者団に対し、イスラエルがこの提案に署名したと述べた。

レビット報道官は詳細に言及しなかったが、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)がイスラエル政府関係者の話として報じたところによると、初期段階として60日間の停戦と国連が運営する援助活動を通じた人道支援が含まれるという。

ハマスはこれに先立ち、停戦交渉の仲介者からウィットコフ特使の新たな提案を受け取り、内容を精査していると明らかにした。

ただ、ハマス幹部のサミ・アブ・ズフリ氏は、提案の条件がイスラエルの立場を反映したもので、ハマスが要求している戦争終結やイスラエル軍の撤退、援助の受け入れといった約束は含まれていないと述べた。

ハマスとイスラエルの間には深い溝があり、1月に発効した停戦合意はわずか2カ月で崩壊。停戦を復活させる取り組みの妨げになっている。

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