女5000m1組 東日本実業団選手権2025 2025年5月25日 #小林成美

小林が引退レース 宮崎は短距離3冠―東日本実業団陸上

陸上の東日本実業団選手権最終日は25日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、女子5000メートルで小林成美(三井住友海上)が現役最後のレースに臨み、17分0秒93だった。

 小林は2022年世界選手権1万メートルで代表に選ばれたが、新型コロナウイルス感染で派遣が見送られた。

 200メートルの男子は三輪颯太が20秒61、女子は宮崎亜美香(ジーケーライン)が23秒88で優勝。宮崎は400メートルリレーも制し、100メートルと合わせた3冠を達成した。男子400メートル障害は児玉悠作(ノジマ)が1位。 

陸上女子長距離の小林成美(25)(三井住友海上)が25日、引退レースに臨んだ。埼玉県熊谷市で行われている東日本実業団選手権5000メートルを最後に現役引退することを自身のSNSで前日に明らかにしていた。レース後、「結果を出せなかったのは事実。しっかり受け止めて、次のセカンドキャリアに向けて頑張ろうと思う」と涙ながらに語った。
小林は長野県出身。名城大では全日本大学女子駅伝に4年連続で出場して、いずれも優勝に貢献するなど活躍した。2021年に1万メートルで当時の日本学生新記録となる31分22秒34をマーク。22年の世界選手権(米オレゴン州)の代表に選ばれたが、出国時の新型コロナウイルス検査で陽性となり、欠場を余儀なくされる不運もあった。

 学生時代はコロナ禍で国際大会の派遣がなくなったこともあり、「振り返ってみると、何回も自分の気持ちを折られた。表面上は気合を入れていたけど、心の底では傷ついていた。つらかった」と振り返る。

 実業団に進んだ後は歯車がかみ合わず、好成績を残すことができなかった。「2年間、社会人アスリートとして何も価値あるものを残せなかったことが引っかかっていた。誠実な判断をしたかった」と、引退を決断したという。今後は社業に専念する予定で、「チームのみんなを陰でサポートできたらいい」と笑みを浮かべた。

5 Comments

  1. 小林さん 会社に残るんですね😃
    コロナに感染する前のダイナミックな走る姿 忘れられません😮😃
    小林/山本組で大学女子陸上の人気の火種を起こし 不破が爆発させた
    有り難う&お疲れ様🎉

  2. 寂しいですね。
    成美ちゃんと不破ちゃんを応援していたので、その二人が同じチームになったので
    二人がクイーンズ駅伝で襷を繋ぐ姿を想像していました。
    走ることは大好きと言っていたので、競技からは引退しても、これからも走り続けられるのでしょう。

  3. 心が折れたのだろう…
    その兆候は正直大学4年の頃には明らかに見られたし、卒業後まさか実業団で競技(卒業を機に第一線から退くと思っていた)を継続するとは思いませんでした。
    名城大では誰もが羨むような素晴らしい結果を残せたし、胸を張って第二の人生を進んで下さい。
    感動をありがとう😊

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