5月27日、 仏国立統計経済研究所(INSEE)が27日発表した5月の欧州連合(EU)基準の消費者物価指数(HICP)速報値は前年同月比0.6%上昇し、予想を下回った。仏エクサンプロバンスの市場で1月撮影(2025年 ロイター/Manon Cruz)
[27日 ロイター] – 仏国立統計経済研究所(INSEE)が27日発表した5月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)の前年比上昇率が0.6%と2020年12月(横ばい)以来の穏やかな伸びとなった。
4月およびロイターがまとめたアナリストの予想平均の0.9%を下回った。
サービス価格は前年比2.1%上昇で4月(2.4%上昇)から鈍化。INSEEは輸送価格の伸び減速や通信費の一段の下落を要因に挙げた。
エネルギー価格は8.1%下落。4カ月連続の下落で、下落幅も4月(7.8%)から拡大した。
食品は1.3%上昇で4月(1.2%上昇)からわずかに加速した。
製造業製品は0.2%下落、たばこは4.1%上昇で、いずれも4月と同じだった。
国内基準のCPIは前年比0.7%上昇で、4月(0.8%上昇)から鈍化した。
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