インド、最新鋭ステルス戦闘機開発へ 国防相が計画承認

5月27日、 インド国防省はシン国防相が最新鋭ステルス戦闘機の開発・生産に向けた基本計画を承認したと発表した。写真は2月、ベンガルールの空軍基地で開かれた航空ショーに展示されたステルス戦闘機のプロトタイプ(2025年 ロイター)

[ニューデリー 27日 ロイター] – インド国防省は27日、シン国防相が最新鋭ステルス戦闘機の開発・生産に向けた基本計画を承認したと発表した。

同省によると、航空開発局(ADA)が計画を主導する。ADAは双発エンジンを搭載する「第5世代」戦闘機の試作機開発について、近く防衛関連企業から提案を募る。

インド空軍の戦闘機部隊は主にロシア製と旧ソ連製の航空機で構成されており、その規模は承認された定数である42飛行隊に対し、現在31飛行隊にまで減少している。これに対し、中国は空軍力を急速に拡大しており、パキスタンも中国の最新鋭戦闘機を導入している。

国防省の声明によると、インドはステルス戦闘機開発計画において国内企業と提携する方針で、民間企業と国営企業の双方に開かれている。企業は単独または合弁事業体として入札に参加できるとしている。

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