2025年5月27日 12:21
山上徹也被告
2022年、奈良市で安倍晋三元首相を手製の銃で撃ち殺害した罪などで起訴された山上徹也被告(44)について、奈良地裁では27日、裁判の争点をなどを協議する公判前整理手続きが行われましたが、弁護団は「現段階は審理計画を打ち合わせている段階。裁判日程は決まらなかった」と語りました。
山上徹也被告は、2022年7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の応援演説をしていた安倍元首相を銃撃して殺害した罪などに問われています。
奈良地裁では、2023年10月から裁判所と検察、弁護側が争点などについて協議する公判前整理手続きが続き、関係者によりますと、27日に行われた7回目の手続きには山上被告本人が出席しました。弁護団によりますと、山上被告は「メモを取りながらしっかりと聞いていた」ということです。
関係者によりますと、これまでに奈良地裁が10月28日に初公判を開く案を検察と弁護側に示していました。また、山上被告側は裁判で殺意を認め、母親が旧統一教会に多額の献金をしたことで家庭が崩壊したことなどを主張し情状酌量を求める方針とみられています。
奈良地裁によりますと、次回の公判前整理手続きの期日は決まっていないということです。
最終更新日:2025年5月27日 13:23
関連ニュース
WACOCA: People, Life, Style.