〇スペインでプロになる

現在僕は21歳でスペイン7部リーガーとしてプレーしています。

僕の将来の夢はスペインでプロキャリアを築くこと。

しかしただ漠然と夢を掲げるのではなく、最低限の目標として25歳までに4部リーグまで行く。25歳までにサッカーでご飯を食べていく。

皆さんには本プロジェクトを通してその目標をサポートしていただきたいです。

〇プロサッカー選手 浅野峻輔

はじめまして。浅野峻輔と申します。現在21歳でスペイン生活2年目を迎え、日々プロサッカー選手になるためトレーニングを続けています。

そこで今回、現地での生活のサポートを皆さんにしていただきたく、プロジェクトをスタートさせました。

なぜスペインなのか。なぜプロを目指しているのか。そして自分が果たしてプロになれるのか。

このプロジェクトを通してこういった疑問を紐解いていき、自分の存在や活動を知ってもらい、皆さんに応援して欲しいと思っています。

〇なぜスペインなのか

小中学生の頃にヨーロッパ遠征に行き、海外への興味が湧いてきました。その中で高校2年生時にはスペインへの海外挑戦を決めました。

日本のサッカーとスペインのサッカーの構造は違うところがいくつもあります。その違いに自分は魅力を感じ、そして渡航してきました。

具体的に言うと大きく3つの違いがあると思います。

1つ目は1年ごとの契約。

小学生年代から1年ごとの契約があり、毎年契約更新の競争があります。一方日本では、中高では3年、大学では4年間は一度入ることが出来れば保証されます。首を切られることもあればステップアップもできる。肩書きがない自分にとってはとても魅力的な制度だと感じました。

2つ目はカテゴリーの多さ。

スペインにはラリーガ(1部)から数えると10部、地域によっては11部まであります。しかしあるだけでちゃんと活動しているのか、リーグ戦は行われているのか、疑問はあると思います。しかし各チームにスタジアム(グランド)があり、下部リーグでも街から愛されるクラブがほとんどです。なので、名を広げることが簡単で色々な人脈であったり自分の噂を広げることができます。

そして3つ目は試合数です。

下から上までどのカテゴリーも年間30試合以上あります。その中で得られる経験値はとてつもないものだと思います。そしてチャンスも多い。

2つ目でも書いた通りチーム数も多いので、チーム内に多くても24人程。その人数でシーズンを戦っていきます。なので自然と試合に出れるチャンスがあり、ものにすれば多くの時間試合経験が積めるということです。

現在滞在してから1年半経ちましたがこのような違いを感じました。

日本サッカーももちろん素晴らしいですが、高校3年生時、僕がプロになるためには試合経験であったり毎年のステップアップが必要と感じたのでスペインへの渡航を決めました。今でもこの判断に後悔はありませんし、むしろ毎日充実していると思います。

〇これまでのサッカー人生

・ポジション ウィング 

・右利き

・173cm 65kg

・ストロングポイント:ドリブルと豊富な運動量で相手を翻弄する。攻守の切り替えなど献身性もあり、サイドバックもこなすユーティリティ性

・ウィークポイント:球際、空中戦

【選手歴】

6歳~ YUASAサッカークラブ

7歳~ 鹿島アントラーズつくばスクール

            マルバ水戸

            アルコイリス

            豪州FC

9歳~ 柏レイソルu12

12歳~クラブドラゴンズ柏u15

15歳~第一学院高等学校

18歳~AIK日立プライド

             つくばFCネクスト

20歳~CD Derio(スペイン6部)

21歳~Sestao River B(スペイン7部)

6歳の頃鹿島アントラーズのファンである父の影響でサッカーを始めました。幼稚園の頃に始めたサッカーは趣味程度で、近所の少年団に入団しました。小学校へ上がるタイミングでサッカー選手という夢ができ、鹿島アントラーズスクールのつくば校に通いました。

父の熱血指導によって、朝5時からのリフティング練習やアントラーズがない日はマルバ水戸、アルコイリス、土日は豪州FCで試合など、毎日持て余すことなくサッカー漬けの日々でした。

小学校4年生に上がる頃、様々なJリーグの下部組織のジュニアチームがセレクションを行っていました。そして当然僕は鹿島アントラーズのつくばのセレクションを受けました。結果は最終セレクションで不合格。かなり落ち込みました。

その後柏レイソルu12のセレクションをダメもとでうけ、合格。入団を果たしましたが、3年後ジュニアユースに上がれず、同じ市内のクラブドラゴンズ柏へ入団しました。

中学の3年間では中2の頃、全治6ヶ月の前十字靭帯損傷を経験し、その後は問題なくプレーするも、華々しい活躍やタイトル獲得もなく終わりました。

高校進学は、前橋育英へ進学希望でしたが特待生を貰えず、特待生で声をかけていただいていた、全国大会出場やプリンスリーグにいた実績もある第一学院高等学校へ行きました。しかし入学が決まった段階で(中3の12月頃)在校生と入学希望者が多数やめてしまい、入学した頃には13人になってしまい、県リーグ3部まで落ちてしまいました(卒業前に昇格し、現在県リーグ1部)

卒業後、中学生のときからの憧れであったスペイン留学を決め、2020年8月の渡航に向け着々と準備を進めていました。夏までサッカーをしたいという思いで社会人チームを探しましたが、8月までの契約でプレーできるところが少なく難航しました。そんな中、AIK日立プライドというクラブが夏まででも入団させてくれるということで、夏までお世話になりました。

しかし新型コロナウイルスによるロックダウンで渡航が中止。留学するなら次の年になることが決まりました。当時両親からの援助と奨学金で行くはずの渡航でしたが、1年間見送りになったのでアルバイトをして稼ぐことにしました。

AIK日立プライドまで車で2時間もかかっていたのでバイトとの両立が難しく、冬にチームを変えつくばFCネクストというチームにお世話になりました。

このふたつのクラブには大変お世話になりました。

朝6時30分~夜8時までの引越しのバイトの後練習に行き、休みの日はジムへ。この生活を繰り返し1年半で約300万程溜まり、そのうち100万円は扶養を超えてしまった為に税金を払ったり、自動車学校や生活費などに消えていきました。

〇スペイン1年目は0年目だった

ようやく渡航が叶いスペインへ。トライアウトを経て6部リーグのチームと契約しました。プレシーズンではそこそこ活躍できて、やれるという実感がありました。登録の関係で第7節まで試合に出れませんでしたが、そこまでは充実していました。

しかし、シーズンが始まり違和感が。プレシーズンのチームメイトのパフォーマンスとシーズンに入ってからのパフォーマンスが明らかに違いました。全くの別物で、プレシーズンちゃんとやっていたのか、と疑問になるほどシーズンに入るとすごくレベルが上がりました。

結論、試合に出場できる機会がなくシーズン終了。苦い1年となりました。

スペイン1年目は0年目

そう代理人の方から言われていましたがまさにその通りでした。言葉が通じない、生活になれることへのストレス、自分の実力が何ひとつ発揮されない。そしてスペインへ来るまでの準備を怠った自分、それを凌駕する実力が無いことがなにより悔しかったです。

〇2年目(現在)

1年目を終え、2ヶ月のバケーション期間に日本へ帰り、またバイトと練習の日々を迎えました。その後スペインへ戻り、トライアウトからのスタートになりました。2年目の第1週目、プレシーズンマッチで全治4ヶ月の内側側副靱帯損傷という怪我を負いました。その2週間後に日本にいる祖母の訃報がありました。

日本へ1度帰ることを決めました。

生前祖母は口癖のように話していたことがありました。

「正月はしゅんすけ達とみんなで過ごせるからばあちゃんいっぱいご飯作るね」

年に何度もおばあちゃんに会いに行ってましたが、家族ぐるみで会えるのは正月だけ。その日をおばあちゃんは毎年毎年の生きる活力にしていたと思います。しかし最後にできたのは2年前。新型コロナウイルスと、僕がスペインにいることで全員集まることができませんでした。

従兄弟サッカークラブ

スペインへ来たことは後悔していませんが、せっかく来たのに何をしているんだという葛藤はかなりありました。

このまま辞めてもいいんじゃないか。日本へ帰る飛行機でそう思った瞬間もありました。

しかし落ち込んでいる時に将来のことを考えてもろくな事がない。調子がいい時や、昔の自分の気持ちを思い出し、プロになりたいんじゃないのかと何度も言い聞かし、日本でリハビリを進めました。

怪我をしてしまったにもかかわらず現在のチームが契約をしてくれ、戻る場所はありました。ラッキーなことに、僕が契約したチームのAチームはスペイン4部のチームで、元日本代表の丹羽大輝選手がいました。復帰後はタイミングがあればAチームの練習参加も可能。まだチャンスがあるじゃないか。今やめても後悔する。そういう思いで、12月末に復帰しました。

〇スペインでの生活

家はピソと言ってシェアハウスのようなものに住んでいます。1人1部屋あり、キッチンとバスルームはシェアという感じです。自分のルームメイトはイタリア人と南米の人で、特にチームメイトとかではなく、ほとんど会話はありません。

ご飯は自炊をしています。

朝昼晩と写真の順で食べていき、完食で寝起きにプロテイン、夜の練習前にプロテインやバナナを摂っています。

スペインでのタイムスケジュールはこんな感じになっています。

平日は9時30分~13時30分まで語学学校

午後はジムの後、チームのトレーニング

土日の試合

しかし語学学校がもう終わってしまうので、近いうちにメンタルトレーナーの資格の勉強を午前中にしたいと思っています。

〇第二のプラン

先程書いたように、近いうちにメンタルトレーナーの勉強をしたいと思っています。

というのも、現在貯金もほぼなく親の仕送りで生活していますが、語学学校も終わるということで何かその時間したいという思いから、メンタルトレーナーとなってオンライン講師になりたいという目標ができました。収入があれば安心してサッカーに取り組める、親への負担が減る。そしてなにより自らが勉強することで、自分のパフォーマンスもあがると僕は考えました。

メンタルトレーナーになるには、スクールに通い、8ヶ月間のトレーニング後に試験を受ける必要があります。しかしそれを全てオンラインですることが可能な学校が日本にあり、受講したいと思います。しかし40万程の費用がかかるで、今回目標金額を達成するだけでなく150%達成、もしくは100%を達成し、また夏のバケーションでアルバイトで稼いで受講したいと思っています。

〇資金の使い道・実施スケジュール

【資金の使い道】

・今シーズンの現地での活動費 (約30万)

・来季エージェント費(約30万)

・往復航空券(約15万)

・CAMPFIRE 手数料(支援金額全体の17%)+消費税 

【実施スケジュール】

2023年1月 クラウドファンディング開始

2023年2月 クラウドファンディング終了

2023年4月 リターン開始

2023年6月 シーズン終了

2023年7月~8月 帰国

2023年8月 スペインへ再出国

〇リターンのご紹介

・500円  応援コメントをInstagram、

    Facebookにて紹介させていただきます

・3,000円 お礼のメッセージ

メールにてお礼のメッセージを送らせていただきます。

・5,000円 お礼の動画

お礼の動画をスペイン語を混じえて送らせていただきます。

・10,000円 zoomでお話します

ビデオ通話30分程度和気あいあいと時間の許す限りお話しましょう。気軽に色々な質問も受け付けています。

有効期限2023年6月1日~2023年8月1日

・使用するツール:Zoom  

・25,000円   直接お会いしに行きます

夏の帰国(6月~7月)の間で直接訪問させていただきます。1時間程度、和気あいあいとお話しましょう。 ⚠10名限定

・公共の場での面会になります

・当日は同伴者をつけさせていただきます

・交通費は支援額の中に含まれております。支援者様のご都合のよろしい場所まで足を運ばせていただきます。(関東圏内)

・10,000円  無償応援

特に大きなリターンはいらないけれど応援したいという方へ。お礼の動画とメッセージ両方を送らせていただきます。

・10,000円 スペイン語オンラインレッスン

スペイン語のオンラインレッスンを45分×1回行います。初心者の方向けとなっています。

・45分×1回

レッスンの有効期限2023年4月1日~2023年10月1日

 受講日程はプロジェクト終了後メールにて調整させていただきます

 受講方法

  (オンライン限定)

  ・使用するツール:Zoom  

・30,000円 スペイン語オンラインレッスン×4

スペイン語のオンラインレッスンを45分×4回行います。初心者の方向けとなっています。

初回のレッスンから1ヶ月以内で、週に1回のスケジュールで行います

レッスンの有効期限2023年4月1日~2023年10月1日

 受講日程はプロジェクト終了後メールにて調整させていただきます

 受講方法

  (オンライン限定)

  ・使用するツール:Zoom  

・30,000円  個人スポンサー

個人スポンサーとして、2023年内で企業様の宣伝を自身のSNS(Instagram , Twitter , Facebook)でさせていただきます。 

宣伝内容 : 月に1度、企業様の商品、又は活動内容の画像と文章、リンクをInstagram、Twitter、Facebookにて掲載させていただきます。(2023年内)

掲載内容の情報の受け渡しは、メールにてやりとりさせていただきます。

※数に限りがございます(7)

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

〇最後に

今回のプロジェクトの目的はALL達成というところにあります。90万円という金額は、決して少ない金額ではなく、かなり厳しい目標だと思います。

しかし、このプロジェクトを通してたくさんの人に自分を知ってもらい応援してもらうこと。また、自分の活動に勇気や希望を持っていただければいいなという思いもあります。

サッカー人生では現状厳しい環境や立ち位置ですが僕は自分自信を信じ、達成出来ると信じている目標と夢を掲げています。

できるまでやればできる。このことを幼い時から大事に生きています。

他の選手がしていない経験を僕は沢山していると自負していますし、この経験は僕の武器です。

どうかこんな僕の挑戦を応援してください。

浅野峻輔

活動や経験をまとめたnoteを投稿しています。今回書ききれていないことも沢山あるので、興味を持ってくれた人はぜひ下のリンクから読んでいただけると嬉しいです。

浅野峻輔 | https://note.com/asashun0521

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