ロシア副首相、OPECプラスの追加増産協議を否定 28日に閣僚会合

ロシアのノバク副首相は26日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の会合を前に、日量41万1000バレルの追加増産についてまだ協議していないと述べた。2024年1月撮影(2025年 ロイター/Olesya Astakhova)

[モスクワ 26日 ロイター] – ロシアのノバク副首相は26日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の会合を前に、日量41万1000バレルの追加増産についてまだ協議していないと述べた。ロシア通信(RIA)が報じた。

OPECプラスは28日にオンラインで閣僚会合を開催する。

追加の自主減産を約束している8カ国による会合も別途開催される。関係筋によると、会合は予定より1日早い5月31日に開催される。

この会合では7月の生産量が決定される見込み。関係筋はロイターに対し、1日当たり41万1000バレルの増産になると伝えている。

ノバク氏はまた、主要7カ国(G7)と欧州連合(EU)による、ロシア産原油の価格上限を現在の1バレル当たり60ドルから50ドルに引き下げる計画は受け入れられないと指摘。これらの制限はロシアの原油輸出を抑制することに寄与していないと述べた。

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