5月26日、 ロシア軍はウクライナの首都キーウを含む広範な地域を空爆した。写真は同日、攻撃を受けた民家の消火作業にあたる消防関係者。キーウ州Markhalivkaで撮影(2205年 ロイター/Thomas Peter)
[26日 ロイター] – ロシア軍は26日、ウクライナの首都キーウを含む広範な地域を空爆した。攻撃は3日連続。前日はロシアによる侵攻開始以来、最大規模の攻撃を行い、トランプ米大統領が厳しく非難していた。
キーウの軍事行政責任者ティムール・トカチェンコ氏は、市内では空襲警報が6時間にわたって続いたと明らかにした。市内の1地区で被害が報告されたものの、死傷者は確認されていないと述べた。
この攻撃に関してロシア側からのコメントは出ていない。
キーウ州の軍政部によると、同州は無人機(ドローン)とミサイルによる攻撃を受け、州内の3地区で被害が出た。
ウクライナ国家非常事態庁は南部オデーサ州で面積100平方メートルの住宅が破壊され火災が発生したが、既に鎮火したと発表した。同州のカイパー知事はこの攻撃で14歳の少年が負傷したと明らかにした。
西部フメリニツキー州では民家や事業所が被害を受けたが、同州の知事は民間人の死傷者の報告はないと述べた。
北東部ハルキウ州の知事によると、州都ハルキウおよびその近郊がロシア軍の攻撃を受け、一部の地区で爆発音が確認された。
中部チェルカスイ州の知事は、同州内でロシア軍の無人機25機が無力化されたと発表した。現時点で負傷者や被害の報告はないとしている。
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