中国の大手銀行に対し越境取引を進める際に人民元の使用比率を引き上げるよう中国人民銀行(中央銀行)が要請した。事情に詳しい関係者が明らかにした。米国による相次ぐ関税措置に世界が直面する中で、人民元の利用を促す中国の新たな取り組みだ。

  人民銀はいわゆるマクロプルーデンシャル評価調整の一環として、人民元建て貿易取引の最低比率を25%から40%に引き上げた。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。

  この比率は強制ではないものの、基準を満たさない銀行は規制当局の審査で低い評価を受けることが多く、将来の業務拡大に影響を及ぼす可能性があるという。人民銀はコメント要請にすぐには応じなかった。

原題:China Raises Cross-Border Yuan Use Requirement for Major Banks (抜粋)

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