カナダ統計局が23日発表した3月の小売売上高は前月比0.8%増加した。アナリスト予想(0.7%増)を上回った。4月も0.5%増とみられている。写真はカナダ・オンタリオ州ケンブリッジにあるトヨタ自動車の工場で3月撮影(2025年 ロイター/Carlos Osorio)
[オタワ 23日 ロイター] – カナダ統計局が23日発表した3月の小売売上高は前月比0.8%増加した。アナリスト予想(0.7%増)を上回った。4月も0.5%増とみられている。
最大の増加は自動車・部品販売の4.8%で、3カ月ぶりの増加となった。
アナリストは要因の一つに、4月の米国による追加関税発効を前に消費者が自動車購入に殺到したことを挙げた。
CIBCキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、アンドリュー・グランサム氏は「カナダの消費者は、関税を巡る不確実性に直面しているにもかかわらず財布のひもをあまり締めていないようだ」と述べた。
3月は調査対象9部門中6部門で売上高が増加し、小売業全体の58.9%を占めた。
数量ベースでは0.9%増だった。
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