[北京/台北 24日 ロイター] – 米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabは 、最近規制を受けたH20モデルよりも大幅に低価格な人工知能(AI)チップセットを中国向けに発売する。状況に詳しい複数の関係者が明らかにした。早ければ6月に量産開始される予定。

最先端AIチップ「ブラックウェル」をベースとし、価格は6500─8000ドルとH20の1万─1万2千ドルを大きく下回る。性能や製造要件の簡素化で低価格化を実現する。

高度な高帯域幅メモリではなく従来のGDDR7メモリを使用し、TSMCのCoWoSパッケージング技術も使用しない。

エヌビディアの広報担当者は、依然として選択肢を検討中としている。

同社にとって中国は依然として巨大な市場だが、米政府の輸出規制により市場シェアは95%から50%に落ち込み、ファーウェイとの競争が激化している。

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