[ムンバイ 23日 ロイター] – インド準備銀行(RBI、中央銀行)は、より広範な見直しの一環として、銀行への出資規制について検討を行っていると、マルホトラ総裁がタイムズ・オブ・インディア紙とのインタビューで語った。
インドでは民間銀行への74%の外国直接投資が認められているが、規制上の免除が認められない限り、単一の金融事業体が15%以上を保有することは制限されている。
また、銀行のプロモーター(経営権を持つ大株主)は、15年間で株式の保有比率を26%まで下げることが義務付けられている。議決権についても、国内投資家、外国投資家ともに26%の上限が課される。
特にインドへの進出を希望する外資系銀行について出資比率上限を引き上げることについて質問されると、マルホトラ氏は「内部調査の一環として総合的に検討している。条件についてあらゆる面から検討したい」と応じた。
三井住友銀行(SMBC)は今月、インドのイエス銀行(YESB.NS), opens new tabの株式約2割を1348億ルピー(2400億円)で取得することで合意した。インド金融セクターで国境を越えた最大の合併・買収(M&A)となる。 もっと見る
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