
5月22日 中国の大手パソコン(PC)メーカー、レノボ・グループが22日発表した第4・四半期(1─3月)決算は64%の減益と、市場予想を下回った。写真は2019年11月、北京で撮影(2025年 ロイター/Jason Lee)
[北京 22日 ロイター] – 中国の大手パソコン(PC)メーカー、レノボ・グループ(0992.HK), opens new tabが22日発表した第4・四半期(1─3月)決算は64%の減益と、市場予想を下回った。ワラントの評価損計上が主因。
売上高は169億8000万ドル。LSEGのデータによると、市場予想は156億ドルだった。
株主帰属純利益は9000万ドル。LSEGのデータによると、市場予想は2億2580万ドルだった。
レノボは昨年5月、中国で同社初のAI(人工知能)搭載パソコンを発売。昨年9月には世界展開に踏み切った。AI搭載パソコンは今年中に出荷台数の4分の1を占め、2027年には80%に達する可能性があるとしている。
同社は中国の新興AI企業ディープシークの技術をパソコンやタブレットに採用している。
サーバーを含むインフラ・ソリューション部門は前年比64%の増収だった。
法人顧客向けにクラウドベースのソフトウエアを提供しているソリューション・サービス部門の売上高は前年比22%増の22億ドル。
決算発表後、同社の香港上場株は2%下落した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab


WACOCA: People, Life, Style.