フランスは財政赤字抑制へさらなる措置を、IMFが年次審査で指摘

国際通貨基金(IMF)は22日、フランスに対する年次経済審査で、財政赤字の抑制、増加する債務の管理に向け新たな持続的取り組みが必要だと指摘した。IMF本部で2018年撮影(2025年 ロイター/Yuri Gripas/File Photo)

[パリ 22日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)は22日、フランスに対する年次経済審査で、財政赤字の抑制、増加する債務の管理に向け新たな持続的取り組みが必要だと指摘した。

昨年、フランスは財政支出が急拡大する一方、税収は予想に届かず財政が悪化。解散総選挙の結果、議会は過半数勢力を持つ政党がない「宙づり」状態となった。

IMFは、2025年の財政赤字は、政府目標の国内総生産(GDP)比5.4%を達成する見込みだが、追加的な対策を講じなければ、中期的に6%程度で推移し債務は増加し続けると警告。財政支出にめりはりを付け、社会保障は最も必要とする人々に重点配分するなど「信頼できる、十分設計された対策パッケージ」が必要だと述べた。

26年にGDPの1.1%相当、その後中期的に年平均約0.9%相当の予算削減が必要とした。

ロンバール経済・財務相はロイターへの声明で「公共支出のコントロールは、わが国の将来にとって重要である。それが2026年予算編成における優先事項であり、羅針盤である」と述べた。

バイル内閣は、来年の財政赤字を4.6%に抑えるため、400億ユーロ(450億ドル)の予算節減策を打ち出そうとしている。

IMFはフランスの今年の成長率を0.6%、26年は1.0%と予想している。

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