10年ぶりに、大好きな台湾へ。台湾本を出版するほど現地のお店に詳しい弾丸トラべライター・門司紀子さんという最強の旅のパートナーと、女ふたり2泊3日の台北ステイ。行くお店どこも美味しくて感動しっぱなしだった台湾グルメの名店と、買ったもの全部。台湾通だからこその効率のいい周り方で紹介する、永久保存版の台北おすすめガイド!
2025年前半にして、私の最大の夢がひとつ叶ってしまいました。それは、友人であり、トラベライターの門司紀子さんと台湾に行くこと。
彼女は台北ガイド本を2冊も出版し、今ままでに60回以上(!)渡台している台湾通。しかもインスタグラムで発信する旅とグルメ情報はいつもセンスが良くて、確実に美味しいアドレスばかり。そんな彼女と行く台湾旅行が、楽しくないはずがない!
そんなわけで、航空会社のPeachで羽田早朝出発→羽田深夜着のフライトを選んで2泊3日丸々台北グルメを楽しんだ、最高の台北ステイをご紹介します♡
エアラインに関してはコスパ重視の私たち。そしてアクセスのいい羽田発着便が良かったので、Peachの羽田発桃園国際空港行き(片道13590円〜)を選択。行きは早朝5:55出発、帰りは0:45着の1日1本のみですが、現地に8:35に着くので朝から動けて、最終日も20:25出発なので夕方までフルに滞在を楽しめる。台湾といえば食い倒れ、1食でも多く食べたい! そんな食いしん坊な私たちにぴったり。
注意点としては、空港では入り口・出口まで離れている&発着時間が遅れる可能性があるので、それを見越したゆとりあるスケジュールを組むこと、手荷物は2個、計7キロまでというところ。それ以外はとっても使い勝手が良く快適でした。
1日目
3:30頃 自宅を出発
出発当日は、朝4:30羽田待ち合わせ。世田谷在住の私は始発の電車だと間に合わないため(しかも高い)、色々調べてお得だった、相乗りの空港送迎タクシー、NearMe(ニアミー)を利用。相乗りする人数や予約する時期によって通常のタクシーより安くなるシステムで、私は往復ともに約半額で自宅から羽田まで行くことが出来ました。私のように早朝や深夜便に乗るとき、かなりおすすめ。
9:45頃 桃園国際空港着
出発が遅れたため、予定より約1時間遅く台北入り。空港からはMRT空港線で、快速ならば約35分で台北市内へ。私たちは台北駅で下車。
160元の乗車券トークンを販売機で購入。ちなみにホームも車内も飲食禁止なのでご注意を。市内までしばらくは緑豊かな景色が続き、すでに旅気分が盛り上がります。
滞在中に持っておいた方が便利なICカード「ヨウヨウカー」は、セブンイレブンのレジ前で購入&チャージ可能。私は滞在中に台湾グッズのセレクトショップ「台湾日和」で、台湾の定番スナックのキーホルダー型立体ICカードを購入。
この日、何故か入管検査がものすごい行列で入国に1時間ほどかかったため、予約していたランチの店へは台北駅からタクシーで向かうことに。
12:00 これを食べるために台湾に来たいくらいの絶品「酸菜白肉火鍋」でランチ
今回の旅で私が「絶対に食べたい!」と門司さんにリクエストしたのがこちら、「酸菜白肉火鍋」の名店「圍爐(ウェイルー)」。10年前に台湾にハマっていたのは、ここの存在が大きかったと言っても過言ではないくらいに忘れられない味。地元の方にも人気のお店なので、旅行が決まったら事前に予約が基本です。コースもありますが、このあとも食べ歩きたいので鍋のみを単品でオーダー。追加で酸菜と豚肉を頼みました。
煙突型の鍋の内側には炭が仕込まれていて、湯気がモクモク。発酵させた酸っぱい白菜がこの鍋の特徴。これがいいアクセントになっていて、無限に食べられる美味しさ。他に豚肉、牡蠣や干しエビ、椎茸、凍み豆腐などが入っています。私はこの店でスープがシミシミの凍み豆腐の美味しさにも開眼しました。ああ、書いてるだけでお腹が空いてきた〜〜!
16種類もある調味料を自分好みにアレンジして、たっぷりのパクチーやネギを添えていただきます。醤油だれとゴマだれを別々に用意して、パクチー&ネギは別皿に山盛りで!
13:40 人気ベーカリー「Libreadry 巣屋」でサクサクのエッグタルトをゲット
幾重にも重なった外側の皮はサックサク、中はしっとり。大きめサイズなのにペロリとイケちゃう控えめな甘さ。翌日の朝になっても、サクサク感はそのまま。
14:00 「Le buno」の旬の果物を使った洗練ジェラートでひと休み
4月中旬の台北の気温はこの日、25度前後でアイスが美味しい気候。洗練されたインテリアと可愛い看板猫ちゃんの居るこの店は、季節毎のフルーツを丸ごと使った贅沢なジェラート屋さん。
悩んだ末、ピーナッツのフォルムも可愛いパクチー×ピーナッツ、蜜桃の2種類をシェア。白い雲をイメージしたシグネチャーのアイスティーと共に。
15:11 ハイアット系列のホテル「エピソード 大安台北」にチェックイン
MRTの駅から歩いてすぐの便利な場所に位置する「エピソード 大安台北」。台湾ポップミュージックをコンセプトにしたスタイリッシュな内装と落ち着いたムードで、我々mi-mollet世代にちょうどいい居心地の良さ。
こちらのコーデ記事でもご紹介したラウンジでの、アルコールやスナックが好きなだけ楽しめる、ハッピーアワーが素晴らしくて。
私たちはハッピーアワーを楽しみたいがために、夕飯後に一度わざわざホテルに戻ったくらい。テラスで夕暮れどきの一杯を楽しみました
窓からは台北の景色が。アメニティもアロマセラピー・アソシエイツだったり、すべてにおいてセンスの良さを感じるセレクト。
台湾旅TIPS① Googleに課金していると移動が便利タクシーで移動で威力を発揮するのが、門司さんが使っていたGoogleマップ。有料版のGmail(Google Workspace)などを使っていれば、Googleマップの便利な機能が使えるそう。現地のドライバーは英語表記だと行き先が伝わらないのですが行き先が漢字表記される上、音声で読み上げてくれる優れモノ。これがあれば言葉が通じなくてもどこでも行けそう。
台湾旅TIPS② 通信環境は安くて快適なeSIMをWi-Fi環境は、門司さんに教わった、滞在中のデータ通信が10ギガまで使い放題のeSIMを購入。私が購入したタイプは778円で3日間、サクサクとスマホがどこでも使えて便利でした。SIMの差し替えも必要なく、スマホのパケホーダイよりも断然安くておすすめ(※SIMロックが解除されているeSIM対応の機種かは事前にご確認を)。Amazonなどでも販売しているよう。
夕飯はガチョウのお肉に舌鼓&夜市で屋台を満喫!
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