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【05月21日 KOREA WAVE】韓国のヤン・ナレ弁護士のYouTubeチャンネルで7日、「度重なるプライバシー侵害により離婚および刑事告訴を検討している」とする結婚2年目の男性の相談事例が紹介された。
男性は最近、自分が伝えたこともない「友人の私的なエピソード」を妻が知っていることを不思議に思った。そこで自宅のパソコンにログインされたままだった自身のカカオトークを確認したところ、過去のチャットをスクロールした痕跡を発見。妻がグループチャットを無断で見ていたと確信した。
問い詰めたところ、妻は「以前のパスワードでたまたま開けただけ」「疑って見たわけじゃなく、内容が面白くて読んだ」と弁明した。夫はいったんその説明を受け入れた。だが数日後、さらなる裏切りを目の当たりにした。
妻のスマートフォンに夫の友人たちが交わしたチャットのスクリーンショットが残されていたのだ。妻はそれを自分の友人たちに送り、あざ笑っていた。内容は友人の夫婦関係の悩み、外見に関する中傷、夫婦間のプライベートな問題などに及び、「男性もそんな悩みがあるのか」と冷笑するメッセージもあった。
夫は「自分だけでなく友人たちのプライバシーを外部に流し、ばかにするなんて一線を越えている」と怒り、「情が完全に冷め、離婚を考えている。軽く済ませられる問題ではない。刑事告訴も視野に入れている」と語った。
ヤン・ナレ弁護士は「配偶者のスマートフォンを無断で閲覧する行為はサイバーセキュリティ法に触れる恐れがあり、会話のスクリーンショットを第三者に共有する行為は名誉毀損に当たる可能性もある」と指摘。「本件は離婚事由となり得るケースだ」との見解を示した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News
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