[メキシコ市 20日 ロイター] – メキシコ市のクララ・ブルガダ市長の側近2人が、20日の日中に市内中心部でオートバイから銃撃され、死亡した。
市当局の発表によると、犠牲となったのは市長の私設秘書であるシメナ・グスマン氏と、顧問のホセ・ムノス氏。
メキシコ市のクララ・ブルガダ市長の側近2人が、20日の日中に市内中心部でオートバイから銃撃され、死亡した。写真は警察による現場検証の様子。メキシコ市で撮影(2025年 ロイター/Quetzalli Nicte-Ha
メキシコでは暴力事件は珍しくないが、比較的安全とされる首都のメキシコ市で起きただけに衝撃が広がっている。政治絡みの暴力はメキシコの多くの地域で一般的になっており、影響力の拡大を狙う麻薬カルテルに関連した殺害事件が多発している。
当局者によると、ムノス氏は路上で、オートバイに乗った2人組に銃撃された。犯人らはその後、車に乗っていたグスマン氏に少なくとも4発発砲したという。
当局はまだ犯行の動機を明らかにしていないが、治安専門家は組織犯罪の可能性を指摘している。
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