ニュージーランド(NZ)は30日、パリ協定への取り組みの一環として、2035年までに二酸化炭素排出量を05年比で51─55%削減するコミットメントを表明した。写真は2024年11月、アゼルバイジャンのバクで撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)
[ウェリントン 31日 ロイター] – ニュージーランド(NZ)は30日、パリ協定への取り組みの一環として、2035年までに二酸化炭素排出量を05年比で51─55%削減するコミットメントを表明した。
当初は、30年までに50%削減するとしていた。同国は50年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」を実現する方針を打ち出している。
ワッツ気候変動相は声明で「われわれは野心的かつ達成可能な目標設定に懸命に取り組み、パリ協定と世界の気候変動対策へのコミットメントを一段と強化してきた」とし、「達成すれば、気候変動の影響軽減に相応の役割を果たしていることになる」と指摘した。
また、早ければ44年にも目標を達成できる見込みだと述べた。
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