日本酒のできばえを競うことしの「全国新酒鑑評会」の結果が発表され、特にすぐれた「金賞」には岩手県から6点が選ばれました。
全国新酒鑑評会は、広島県にある独立行政法人「酒類総合研究所」が日本酒の製造技術と品質向上のために毎年、開いています。
113回目となることしは全国から809点が出品され、審査が行われた結果、410点が「入賞」し、このうち202点が特にすぐれた「金賞」に選ばれました。
岩手県では14点が入賞し、このうち6点が「金賞」に選ばれました。
金賞を受賞したのは、雫石町の「菊の司酒造」の「菊の司」、陸前高田市の「酔仙酒造」が大船渡市の工場でつくった「酔仙」、釜石市の「浜千鳥」の「浜千鳥」、二戸市の「南部美人馬仙峡蔵」の「南部美人」、八幡平市の「わしの尾」の「鷲の尾」、奥州市の「岩手銘醸」の「岩手誉」です。
入賞は去年から倍に増え、金賞は去年と同じでした。
都道府県別で金賞が最も多かったのは福島県と兵庫県の16点で、次いで新潟県の15点でした。
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