各地の酒蔵が日本酒のできを競う全国新酒鑑評会の結果が21日発表され、特に優れた「金賞」に福島県から16点が選ばれました。
都道府県別の金賞受賞数では兵庫県と並んで1位となり、福島県の日本酒の品質の高さを改めて示す結果となりました。

「全国新酒鑑評会」は、広島県東広島市にある独立行政法人酒類総合研究所が日本酒の製造技術と品質の向上のため明治時代から開いている唯一の全国規模の日本酒の鑑評会です。

113回目のことしは全国から809点が出品され、21日午前10時に審査の結果が発表されました。

特に優れた「金賞」に選ばれたのはあわせて202点で、福島県からは出品した30点のうち16点が金賞を受賞し、都道府県別の受賞数で兵庫県と並んで1位となりました。

福島県は金賞受賞数1位の10連覇がかかったおととしの鑑評会では5位、去年は惜しくも2位にとどまっていましたが、今回、3年ぶりに1位となり、福島県の日本酒の品質の高さを改めて示す結果となりました。

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