トランプ氏への航空機贈呈、カタールが懸念一蹴

カタール政府は、トランプ米大統領にボーイング機を贈呈する計画について、影響力を行使することが目的ではなく、問題はないとの認識を示した。カタールのタミム首長とトランんぷ氏、15日撮影(2025年 ロイター/Brian Snyder/File photo)

[ドーハ 20日 ロイター] – カタール政府は、トランプ米大統領にボーイング機を贈呈する計画について、影響力を行使することが目的ではなく、問題はないとの認識を示した。

トランプ政権はボーイングの大型機をカタールから受領し、エアフォースワン(大統領専用機)として導入する考え。トランプ氏は寛大な申し出を断るのは「愚か」と述べ、高価な贈り物を受け取ることへの倫理的な懸念を退けた。航空機は4億ドル相当とされる。

米上院民主党トップのチャック・シューマー院内総務は19日、外国政府が所有していた航空機を大統領専用機として使用することを阻止する法案を提出した。 もっと見る

カタールのムハンマド首相は「同盟国間で起こる通常のこと」であり、カタールは米国にとって信頼できるパートナーだと強調。なぜボーイング機の贈呈が贈賄や影響力の買収とみなされるのか理解できないと述べた。

ドーハで開かれたカタール経済フォーラムで見解を示した。

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