2月3日、ユーガブの世論調査によると、ナイジェル・ファラージ氏(写真)率いる英右派政党「リフォームUK」の支持率が与党労働党を初めてわずかに上回り、首位となった。英チェスターで1月撮影(2025年 ロイター/Temilade Adelaja)
[ロンドン 3日 ロイター] – 3日に公表されたユーガブの世論調査によると、ナイジェル・ファラージ氏率いる英右派政党「リフォームUK」の支持率が与党労働党を初めてわずかに上回り、首位となった。就任から7カ月を経ずして、スターマー首相に対する国民の不満が浮き彫りになった。
調査はタイムズの委託で、2─3日に2465人を対象に実施。総選挙があす行われたらリフォームUKに投票すると回答した有権者は25%、労働党に投票するとの回答は24%だった。保守党の支持率は21%だった。
ただユーガブは、このわずかなリードは誤差の範囲内としている。
スターマー氏は昨年の総選挙で労働党を圧勝に導き、14年にわたった保守党政権に終止符を打ったが、増税予算の影響や景気低迷で相次ぐ逆風に見舞われている。
一方、リフォームUKはファラージ氏のポピュリスト的な発想に後押しされ、2大政党を追い抜く勢いとなっている。
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