中国で最も高い超高層ビル「上海タワー」で女子階段垂直マラソンが開催された。

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第2回上海タワー・タワーランニング・ウーマンチャレンジ(上海タワー女子階段垂直マラソン)が18日、上海中心大厦(上海タワー)で開催された。上海浦東新区陸家嘴に位置する中国で最も高い超高層ビルの上海タワーは高さ632メートルだ。中国新聞網が伝えた。

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世界初の女性を対象としたタワーランニングチャレンジである今大会には10カ国・地域以上から来た女性ランナー800人が参加した。

上海中心大厦商務運営有限公司の梅雪(メイ・シュエ)総経理によると、上海タワーでは2017年から世界最高の階段垂直マラソン大会を何度も開催し、たくさんのランナーが参加し、女性ランナーの割合も年々上昇しているという。運動する女性が増えており、ウーマンスポーツ運動市場が急発展しているのを踏まえ、2024年には上海タワーで世界初のタワーランニングウーマンチャレンジが開催された。

梅総経理によると、昨年、多くのランナーから「もっと走りたい」という声が寄せられたため、主催者はコースを昨年の40階(79階から119階)から、今年は50階(69階から119階)に伸ばした。

その他、今大会は個人戦をベースに、2人一組で参加し、2人の合計走破時間で順位を決定する「HONEY」を増設。母親と娘、姉妹、友人同士などがコンビとなり、参加した。

最終的に、個人戦では中国の徐和平(シュー・ホーピン)が9分50秒のタイムで優勝した。「HONEY」では、中国の丁莎莉(ディン・シャーリー)/呉彬恵(ウー・ビンフイ)ペアが26分51秒で優勝した。

今大会には多くの外国人ランナーも参加した。

「初参戦」というロシア人女性のリサ・ルザノバさんは、「上海は国際大会に適した友好型都市。大会に参加すると、髪を結ってもらえるだけでなく、メイクアップもしてもらえて、とてもリラックスして参加できた」と話した。

海師範大学に留学中のジュリー・ローズ・ビバンドレさんは、「留学生の私にとって、今回はとても特別な体験となり、上海という都市に溶け込むことができたと感じている。また、ランナーとして、リラックスしたムード漂うこの特別な大会に参加して、私も友人も、たくさんのスポーツ愛好者と知り合うことができ、外国人を包み込んでくれる上海のやさしさを感じることができた」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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