マレーシア国立動物園と空港周辺に18日早朝、多くのマレーシアの人々が集まり、2頭のかわいいジャイアントパンダと別れを惜しみました。
マレーシア国立動物園と空港周辺に18日早朝、多くのマレーシアの人々が集まり、2頭のかわいいジャイアントパンダと別れを惜しみました。ジャイアントパンダの「興興(シンシン)」と「靚靚(リャンリャン)」は同日午前、11年間のマレーシア生活を終え、中国に帰国しました。
「シンシン」と「リャンリャン」は2014年にマレーシアに到着して以来人気が急騰し、動物園で最も人気のある動物となりました。多くのマレーシアの人々は頻繁に動物園を訪れ、2頭のパンダと交流したり、写真を撮ったりして、楽しい思い出を残しました。2頭のパンダが帰国するニュースを知ると、別れを告げるために動物園をわざわざ訪れる人が連日後を絶たなかったとのことです。
マレーシア国家動物園のロスリー副代表は同日、メディアのインタビューを受けた際、「『シンシン』と『リャンリャン』の健康状態は良好だ。マレーシア国家動物園はパンダ保護協力計画を支持してきた」と述べ、わざわざ見送りに来たファンらに感謝の意を表し、「ファンの見送りは、マレーシア国民のパンダに対する関心と愛情を十分に体現している」と語りました。
マレーシア国家動物園ジャイアントパンダ保護センターで長年ジャイアントパンダの世話をしてきた飼育員は、ネットユーザーから「パンダのイクメン」と親しまれていました。パンダについて、飼育員は「自分の子供の世話をするのと同じで、2頭のパンダは私の生活の一部になっていた。別れを惜しむ気持ちはあるが、パンダが無事に帰国し、今後も健康で楽しく過ごせるよう心から願っている」と話しました。
過去11年間で、「リャンリャン」は2015年、2018年、2021年にそれぞれ「暖暖(ヌァンヌァン)」、「誼誼(イーイー)」、「昇誼(シェンイー)」の雌3頭の子どもを産みました。「ヌァンヌァン」は2017年11月、中国に帰国し、「イーイー」と「シェンイー」も2023年8月に帰国しました。中国とマレーシアは新たなパンダ保護協力協定を間もなく締結する予定で、年内には新たなパンダがマレーシアに到着し、両国の友好協力を継続する見通しです。(提供/CRI)
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