ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.08 15:50
韓国流通大手のロッテがフランス・パリで韓国中小企業の海外進出を助けるための輸出相談会を実施する。8日、ロッテは12~13日にパリで「ロッテ・大韓民国ブランドエキスポ」を開催すると明らかにした。
ロッテの代表的な同伴成長プログラムで、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と大・中小企業農漁業協力財団と共同主催する。ロッテ・大韓民国ブランドエキスポは2016年台湾で初めて開催されて以来、毎年米国・ベトナム・インドネシア・メキシコなど17カ国で開催してきた。これまで中小企業1460社余りが参加し、海外バイヤーと1万件の相談を進め、相談実績は10億9000万ドル(約1570億円)に達する。ロッテ側は「エキスポを通じて独自の海外進出に困難を感じている韓国内の優秀中小企業が世界市場の門を叩けるように手助けする役割を果たしている」とし「今後も中小企業に実質的な援助をして共に成長していく足がかりを作っていくために引き続き取り組んでいく考え」と説明した。
今年はビューティー・フード・ファッション関連の中小企業50社が行事に参加する。これら企業は展示・試食・試着などを通してフランス・ドイツ・スペインなど欧州13カ国から集まった流通業者担当者に製品に触れてもらい、欧州市場進出ノウハウや製品現地化などについて議論する予定だ。ロッテホームショッピング・ロッテ百貨店・ロッテウェルフードなど5社のロッテ系列会社のバイヤーも行事に参加してフランス流通業者の韓国進出を支援する輸入相談会も行う。
ロッテはエキスポ広報のために先月30日から今月11日まで「フランス・パリ総合展示会」にも参加している。エキスポに参加する中小企業の製品を揃えて広報館を用意し、市場性を検証する。この展示会は120年続いてきた欧州最大の総合展示会に挙げられる。今年は40カ国からビューティー・フード・家電企業1200社が集まった。
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