米国株式市場=5日続伸、貿易摩擦緩和期待で ユナイテッドヘルス反発

米国株式市場は主要株価指数が5営業日続伸。(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 16日 ロイター] – 米国株式市場は主要株価指数が5営業日続伸。米消費者心理の悪化を示す指標が発表されたが、週初の米中の大幅な関税引き下げに起因する貿易摩擦の緩和期待が下支えとなった。

S&P総合500種(.SPX), opens new tabは午前終盤から上昇していたものの、米ミシガン大学が発表した5月の消費者信頼感指数(速報値)の悪化を受け、一時下落に転じた。 もっと見る 主要株価3指数は週足で上昇。S&Pが約5.3%、ナスダック総合(.IXIC), opens new tabが7.2%、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabが3.4%、それぞれ上昇した。12日の米中の相互関税の90日間の停止合意を受け、週初から急騰する展開となっていた。

クリアノミクスのチーフ市場ストラテジスト、リンジー・ベル氏は、この日の株価上昇は「貿易摩擦緩和の継続によるものだ」と指摘。その上で、関税政策に関するニュースに伴いボラティリティーが今後高まると予想するとし、「今後数カ月で経済データが変化する可能性がある」との見方を示した。

S&P主要11セクターの大半が上昇する中、エネルギー(.SPNY), opens new tabが0.18%安と、唯一下落した。最も上昇率が大きかったのはヘルスケア(.SPXHC), opens new tabで、前日15日に大幅安となった医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ(UNH.N), opens new tabが8日連続の大幅下落から持ち直し、6.4%高と上げをけん引した。その他の個別銘柄では、米半導体製造装置大手アプライドマテリアルズ(AMAT.O), opens new tabが5.3%安。第2・四半期(2─4月)決算で売上高が予想を下回ったことが嫌気された。 もっと見る 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N), opens new tabは1.7%高。米連邦通信委員会(FCC)が同業のフロンティア・コミュニケーションズ(FYBR.O), opens new tabを200億ドルで買収することを承認したことを受けた。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.72対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は176億1000万株。直近20営業日の平均は170億4000万株。

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