イランは核開発をめぐり、アメリカのトランプ政権と2国間で交渉を進めていて、今月11日にも協議を行いました。

こうした中、イラン外務省によりますと、トルコのイスタンブールで16日、イギリス、フランス、ドイツの3か国との間でも高官協議が行われました。

協議に臨んだイランのガリブアバディ外務次官はSNSで、アメリカとの交渉の進展状況について意見を交わしたとした上で、外交努力の重要性を確認し、今後も対話を継続していくことで一致したと明らかにしました。

イランをめぐっては、2015年に核開発を制限する見返りに制裁を解除する「核合意」が成立しましたが、1期目のトランプ政権が離脱したことにイランが反発し、核開発を加速させてきました。

これに対し、この核合意に参加しているヨーロッパの3か国は、去年12月、イランが違反した場合に国連制裁を再開させる「スナップバック」と呼ばれる措置の発動を示唆し、圧力を強めています。

このためイラン側としては、アメリカとの交渉で新たな合意の実現に向けて取り組んでいることを示すことで、こうした動きを思いとどまらせるねらいがあるとみられます。

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