原油先物、週間で2%超下落 メキシコ・カナダへの米関税発動控え

米国時間の原油先物は週間で2%超下落した。市場では米国が2月1日に賦課すると警告しているメキシコとカナダからの輸入品への25%の関税発動を注視している。(2025年 ロイター/Angus Mordant)

[ヒューストン 31日 ロイター] – 米国時間の原油先物は週間で2%超下落した。市場では米国が2月1日に賦課すると警告しているメキシコとカナダからの輸入品への25%の関税発動を注視している。

清算値は、北海ブレント先物3月限が0.11ドル安の1バレル=76.76ドル、4月限が0.31ドル安の75.58ドル。

米WTI先物が0.20ドル(0.3%)安の72.53ドル。

北海ブレントとWTIは週間では2.1%と2.9%、それぞれ下落し、2週連続で下げた。

米ホワイトハウスのレビット報道官は31日、メキシコとカナダからの輸入品に対する25%、中国への10%の関税をいずれも2月1日に発動すると改めて表明した。これに先立ち出されていた「3月1日に延期される」という報道は誤りと述べた。 もっと見る

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Houston-based energy reporter focused on oil markets and energy companies. Arathy closely tracks U.S. crude supply and its impact on global markets, ever changing crude oil flows, and reports on U.S. shale producers and oilfield service companies.

WACOCA: People, Life, Style.