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食・グルメ
2025.05.16
奥渋にある「Le Comptoir(る・こんとわーる)」は、夕方からはチーズとワインのショップ&バー、夜は本格的なフレンチを月替わりで提供するレストランとして2つの顔を持つお店。全席カウンターの店内では、フランス人シェフが調理している様子を間近に見られます。フランス語が飛び交う店内は、まるで本場フランスのレストランを訪れたかのよう。おいしいワインと一緒にここでしか味わえない特別メニューを堪能する、豪華なご褒美時間を満喫してきました。
毎月フランスから直輸入! フランス産チーズ&ワイン専門店
JR渋谷駅から徒歩約7分、京王井の頭線神泉駅から徒歩約9分、地下鉄代々木公園駅から徒歩約11分の場所にある、体験型フレンチレストラン「Le Comptoir(る・こんとわーる)」。夕方からはショップやバーとして営業しています。
入店するとフランス人スタッフが迎えてくれます。コンパクトながらシックな内装の店内は、渋谷にいながら本場フランスの雰囲気を感じられます。
入り口のショーケースには、チーズがずらり。なんと、常に約50種類ほどのチーズを取りそろえているのだとか。もともとはフランス直輸入のチーズやワインを販売するショップだっただけあり、充実のラインナップです。
月に1回フランスから入荷があり、一部の定番品以外の商品が毎月入れ替わっています。チーズはフランス人のオーナーやスタッフが厳選しているのだそう。

(左から)「ビュシェット・ミエル・エ・フルール」約100g2100円、「クレミュー・ダルジェンタル」約200g3400円
ご褒美CHECK
エディブルフラワーで彩られた華やかな「ビュシェット・ミエル・エ・フルール」や、フランスでは根強いファンが多い「クレミュー・ダルジェンタル」など、日本では珍しいチーズにも出合えるので、家飲みのおともにもぴったり。家飲みがもっと特別な時間になること間違いなしです。
店内奥の棚にはさまざまな種類のワインが並んでいます。ワインも20〜30種類を毎月入荷しており、その月のチーズやディナーコースのメニューに合わせてセレクトされています。
ご褒美CHECK
ショップとバーの営業時間は、火〜日曜の16時30分〜22時30分。こだわりのワインとチーズを夕方から楽しめるなんて、ぜいたくですよね。
夜はフランスのシェフが目の前で調理する、体験型のフレンチレストランに。カウンター越しにフランスのシェフが目の前で調理する様子を見ながらディナーを楽しめます。
ご褒美CHECK
8席すべてがカウンター席で、セミプライベートな至福のひとときを過ごせます。カウンターの向こう側ではフランス語が飛び交い、まるでフランスへ旅行に来たような気分に。
バーやレストランで使用しているカトラリーは、フランス製でとてもおしゃれなデザイン。細かな部分までフランスの雰囲気を感じられます。
フランス人スタッフが提供する、体験型フレンチディナー
「Le Comptoir」のディナーコースは1カ月~1カ月半ごとにメニューを変えているのが特徴。フランスの5つ星ホテルのレストランやエリゼ宮(フランスの大統領官邸)で経験を積んだ専属シェフ考案のメニューから、外部の著名なシェフとのコラボメニューまでさまざまです。
今回体験したのは、サーベル(刀)でシャンパンを開ける伝統的なパフォーマンス「サブラージュ」をテーマにしたディナーメニュー 9900円。「サブラージュ」を世界中に広める「サーブルドール騎士団」の日本大使であるベルナール・アンクティルシェフの考案で、シャンパンを使用した料理や、シャンパンに合う料理が用意されています。
※2025年5月19日(月)までの提供
ご褒美CHECK
訪問するタイミングによって、毎回違う驚きのメニューを楽しめます。一度だけでなく、ご褒美ディナーの定番として定期的に訪れてもよいですね。
1杯目には、おすすめのシャンパン「テルモン レゼルヴ ブリュット」をオーダー。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエといったブドウが使われています。きめ細やかな泡が美しく、なめらかな口当たりとフレッシュな風味が魅力です。
ご褒美CHECK
ドリンクは、フランス人スタッフが料理に合うものを提案してくれます。ワイン好きの方は、「フレンチフルコースメニュー+フルワインペアリングメニュー」1万8000円でさらにぜいたくに楽しむのがおすすめ。
前菜のサラダとして、さわやかな一皿が登場。シェフが目の前でメニューの紹介をしてくれます。
ホタテとフランス産オマール海老、セロリのサラダがサクサクのパイの上にのっています。さらにシャンパンをぜいたくに使ったジュレがトッピングされ、輝いています。
ぷりぷりのオマール海老や、セロリのさっぱりとした食感、ふわっと広がるシャンパンの香りにうっとり。添えられたオマール海老のビスクソースに絡めれば、海老のうま味をよりしっかりと感じられます。
魚料理は、プロヴァンス風のブイヤベース。魚を焼く心地よい音と、トマトのよい香りが広がります。美しく盛り付けられていく様子を目で味わえるのは、カウンター席だからこそ。
お皿の中には、鯛、サバ、エビ、ムール貝、さといも、南仏風ルイユソースのプチトーストが。
鯛もサバも、身がふっくらとプリプリです。トッピングのバジルのフリットもパリッとアクセントになって、味わいのコントラストを楽しめます。
魚のだしをベースにシャンパンとトマトが使用されているソースは、まさにうま味が凝縮した味わい。シャンパンを加えることで、軽やかな風味に仕上がっています。一緒に提供されるバゲットをソースに浸すと、また違った味わいに。
ご褒美CHECK
フランスの本場で修行した日本人が作るバゲットを仕入れて提供しているのだとか。フランス人も認める、もっちり感とパリッと感が絶品です。
肉料理は、シャンパンとオレンジリキュールのグラン・マニエでグラッセした鴨胸肉。調理する心地のよい音に期待が高まります。
温められた器に盛り付け、できたての温度で提供されます。付け合わせとしてベーコンとポテトのケーキが並び、オレンジソースが添えられています。
お肉はとても軟らかく、ジューシー。ソースはオレンジとシャンパンの風味が引き立ち、鴨肉にマッチ。ケーキは薄くスライスしたジャガイモが層になっており、ベーコンの塩味が利いて食欲をそそります。
ワインは、今回の肉料理に合う「プチ・セルヴ・ルージュ」をセレクトしていただきました。深みのある味わいながら、さわやかさとのバランスがよく、料理と一緒に飲みやすい赤ワインです。
メイン料理の後には、チーズプレートが登場。シェフが当日の料理に合うおすすめのチーズを2種類セレクトしてくれます。
ご褒美CHECK
お客さんが少ない日は、好みを聞きながら選んでくれることも。今回は、牛乳のチーズをリクエストしてみました。自分ではなかなか選ばないものを食べられる貴重な機会です。
写真左は「ブリー・ア・ラ・トリュフ・ロワイヤル」。フランスで最も古いチーズの一つとされる白カビチーズ「ブリー・ド・モー」をベースに、サマートリュフをふんだんに使っています。濃厚なミルクの味わいと華やかなトリュフの香りがぜいたくで、パンにのせてもおいしくいただけます。
写真右は「フルム・オ・カシス」。オーヴェルニュ地方の方言で「円筒形のチーズ」を指す名前の青カビチーズ「フルム・ダンベール」に穴を開け、カシスリキュールを浸透させたものです。青カビとフルーティなカシスの香りの重なりや、クリーミーな食感を楽しめる一品です。
フランス産チーズを堪能した後は、デザートのリンゴタルト。なんと目の前でキャラメリゼする演出つきで、香ばしさが漂ってきます。
リンゴはカルバドス酒でソテー・フランベされており、大人な味わい。濃厚なバニラアイスをリンゴタルトと一緒に食べると、さらにぜいたくな気分に。最後までこだわりの詰まったメニューで、満足感たっぷりです。
ディナーコースで好みのチーズやワインに出合えたら、その場で持ち帰り購入も可能。家飲みでも「Le Comptoir」での感動を味わえます。
月に1回届く、フランスチーズのサブスクリプション
「Le Comptoir」では、チーズとワインのサブスクリプションサービスも。プロがセレクトした、フランス直輸入のものや旬のものが毎月届きます。元からチーズやワインが好きな人はもちろん、フレンチディナーでよりフランス産のチーズやワインに興味を持った人にもおすすめです。
チーズのみ、ワインのみ、チーズとワインのセットがあり、それぞれ自分に合った量も選べます。(月額5390円〜)
本場のフレンチレストランさながらの体験ができる「Le Comptoir」。海外旅行気分でおいしいコースを堪能でき、自分へのご褒美にぴったり! 定期的に変わるメニューや、こだわりのチーズ・ワインを通して、フランスの食文化に触れてみては。
■Le Comptoir(る・こんとわーる)
住所:東京都渋谷区宇田川町37-15
TEL:050-1807-5236
チーズ&ワインショップ・ワインバー 火〜日曜 16時30分〜22時30分
レストラン 火〜土曜 18時〜、20時~の2回転制 ※完全予約制
予約サイト:https://www.lecomptoir.co.jp/pages/cuisine
定休日:月曜 ※祝日や貸切イベントなど不定休あり
Text・Photo:河合華子(vivace)
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