インド株のニフティ50指数は5月5日、年初来高値を更新した。トランプ関税によって世界中の株式市場が乱高下する中、なぜインド株は堅調な展開となっているのか。

 インドは米国にとって貿易赤字国であり、貿易戦争に発展するリスクを内包している。しかし、インドは内需主導型の経済構造を持ち、財の輸出入に対する依存度も相対的に低い。製造業における国際競争力の低さが、トランプ関税の影響を抑制して…



残り288文字(全文479文字)


週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。


・会員限定の有料記事が読み放題

・1989年からの誌面掲載記事検索

・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)















WACOCA: People, Life, Style.