
5月15日、ノルウェー政府は修正予算案で政府系ファンドからの支出額を当初の予定から引き上げることを議会に提案した。写真は2019年9月、トロムソで撮影(2025年 ロイター/Ints Kalnins)
[オスロ 15日 ロイター] – ノルウェー政府は15日、修正予算案で政府系ファンドからの支出額を当初の予定から引き上げることを議会に提案した。ウクライナへの支援強化などに充てる。
今年の政府系ファンドからの支出額を当初予定の4601億ノルウェークローネから5424億クローネ(521億9000万ドル)に引き上げる計画。
政府は「不確実性が高く、世界的な景気後退のリスクが高まっている」と表明した。
議会は3月、ウクライナに対する今年の財政支援を2倍以上に増やすことを決定していた。
政府は修正予算案で今年の国内総生産(GDP、石油部門を除く)伸び率の予測を3月時点の2.0%から1.8%に下方修正した。
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