フィリピンとドイツ、防衛協力協定に署名

 ドイツとフィリピンの両政府は防衛関係を強化し、共同活動を活発化させることに合意した。フィリピン国防省が15日に発表した。写真はドイツのピストリウス国防相(左)とフィリピンのテオドロ国防相。フィリピンのマカティで昨年8月撮影(2025年 ロイター/Lisa Marie David)

[マニラ 15日 ロイター] – ドイツとフィリピンの両政府は防衛関係を強化し、共同活動を活発化させることに合意した。フィリピン国防省が15日に発表した。

フィリピンのテオドロ国防相とドイツのピストリウス国防相はベルリンで14日、「防衛協力に関する協定」に署名。サイバーセキュリティー、防衛兵器、兵站、国連平和維持活動などで協力を拡大することに合意した。

昨年にはピストリウス氏がマニラを訪れ、テオドロ氏との間で軍同士の長期的な関係強化を約束していた。

フィリピンは南シナ海を巡って中国と対立する中、防衛協定を拡大しており、先月にはニュージーランドと調印。カナダとも同様の協定に近く署名する見通し。

また、日本との相互アクセス協定は昨年12月に批准され、マルコス比大統領はフランスとの訪問軍協定の交渉開始を承認した。

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