2025
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北海道・安平町は苫小牧フェリーターミナルから約60キロ離れた場所にある街です。観光客で賑わう道の駅「あびらD51ステーション」から少し離れた場所に「パスポートが必要か?」と思うほどアメリカンなショップがあります。高齢化率37.5%に新風を吹かせる「a Blue Leaf」を訪れました。

目次




百聞は一見に如かず。気になったらドアを開けろ!

「a Blue Leaf」は、追分地区と千歳を結ぶ道沿いにあります。大きな建物にCAFE&REST、その下にはNEW to LALL MOTORCYCLEの文字。さらには宅配便とカレーの幟が風になびいています。「どんな店なんだろう」と思い、検索してみるも情報はわずか。百聞は一見にしかず。 謎を確かめるべく店内に突入しました。

過疎の街にライダーが集まるショップを作りたい!

ドアにはハーレーダビットソンのロゴマークが貼られています。”いかにも”な激シブのオヤジさんが出てきて「カワサキのダートバイクに乗る奴なんてウチの店に似合わないんだよ!」と恫喝されるかと思いましたが、若いスタッフさんがニコヤカに迎えてくれました。

「a Blue Leaf」は、2023年11月にオープンしました。ファーマーでもあるオーナーの白石さん(当日は不在)は、この場所でバイクショップを開くつもりでした。しかし安平町は高齢化率37.3%の街。バイクの販売だけでは、多くのお客さんは見込めません。仲間たちから「カフェを主体にしたほうが入りやすいよね」「バイクがある環境をみんなで楽しみたいよね」というアイデアが寄せられ、バイクの販売、カスタム、飲食やアパレル販売というスタイルが確立しました。

「a Blue Leaf」で販売しているバイクは、ハーレーダビットソンがメインです。ビンテージカスタムだけでなく、最新のXシリーズのカスタムも取り扱っています。ハーレー以外にも国産の名車や珍車がいっぱい。見ているだけでもワクワクします。

すごいアパレルがたくさんあるよ!

バイクに乗るならファッションにもこだわりたい。名古屋発祥の「ルースレス」や、東京発祥の「パンティドロッパー」、熊本発祥の「キングス」、そしてa Blue Leafオリジナルの「ニュートラルモーターサイクル」など、ライダーの心に刺さるアパレルを取り揃えています。ちなみにルースレスは「情け容赦ない」、パンティドロッパーは「女性自らが服を脱ぎたくなるほどの色男」という意味。ヤバさがクールです。

自家製の米がうまい!自慢のカレー

ランチにカレーをオーダーしました。ライスは自家製の「ななつぼし」を使用しています。ほどよい甘みがあって味のバランスが良いお米です。 辛口のルーをさりげなく引き立てていました。

ピストンタイプのマグカップを販売!

香り高いコーヒーは、ハーレーのピストン型マグカップで提供しています。ライダーらしいこだわりですね。マグカップは5種類あり1個6000円(税込)で販売中!気に入った方は購入してください。

次の目的地はa Blue Leafに決まり!

「a Blue Leaf」は、メーカーや車種を問わずライダーを迎え入れてくれるショップです。イベントなども開催されていますので、ツーリングのついでと言わず「a Blue Leaf」に来ることを目的にツーリングしてください。

住所:北海道勇払郡安平町追分青葉2-153
営業時間:4月6日〜11月30日 10:00〜17:00
定休日:木曜日  
※冬季営業はInstagramなどで確認してください。

https://www.instagram.com/a_blue_leaf

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