中国アント、印ペイティーエム株4%売却へ 2.4億ドルで

4月12日、中国IT大手アリババ集団の関連会社で金融サービスを手がけるアント・グループが、インドの決済サービス企業ペイティーエムの株式4%を2億4200万ドルで売却する見通しであることが分かった。写真はアリババのロゴ。1月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)

[12日 ロイター] – 中国IT大手アリババ集団(9988.HK), opens new tabの関連会社で金融サービスを手がけるアント・グループが、インドの決済サービス企業ペイティーエム(PAYT.NS), opens new tabの株式4%を2億4200万ドルで売却する見通しであることが12日、分かった。ロイターが関係文書を確認した。

売却価格はペイティーエムの12日終値を6.5%下回る1株当たり809.75ルピーとなる見通し。売却先は現時点で明らかになっていない。

ペイティーエムとアントのいずれも、直ちにコメント要請に応じなかった。

米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRKa.N), opens new tabやソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabがペイティーエム株を手放すなど、過去2年間で同社株を売却する動きが相次いでいる。

アントは2023年8月、ペイティーエム株10.3%を同社の創業者兼最高経営責任者(CEO)のビジャイ・シェーカル・シャルマ氏に売却している。

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Scott Murdoch has been a journalist for more than two decades working for Thomson Reuters and News Corp in Australia. He has specialised in financial journalism for most of his career and covers equity and debt capital markets across Asia and Australian M&A. He is based in Sydney.

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