テニスのイタリア国際は１１日、ローマで男子シングルス３回戦を行い、前回王者アレクサンダー・ズベレフ（写真）や、今大会でけがから復帰したカルロス・アルカラスが４回戦に進んだ（２０２５年 ロイター）
［１１日 ロイター］ – テニスのイタリア国際は１１日、ローマで男子シングルス３回戦を行い、前回王者アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）や、今大会でけがから復帰したカルロス・アルカラス（スペイン）が４回戦に進んだ。
第２シードのズベレフは予選から勝ち上がってきたリトアニア選手と対戦し、６─４、６─０で快勝。最後は９ゲーム連取し、８６分で試合を終わらせた。
試合後、ズベレフは「最初は少し難しく感じたし、風が本当に強かった。第１セットが終わると風が落ち着き、リズムをつかんでクリーンなストロークができるようになった。私はパワー重視で、あまりバリエーションに富んだプレーはしないので、ボールをクリーンに打てることが優位になる上で重要」と振り返った。
第３シードのアルカラスはラスロ・ジェレ（セルビア）を７─６、６─２のストレートで下した。内転筋故障からの復帰、さらには風邪と万全の状態ではなかったが、「コートに立ったら、そういうことは考えずにとにかくプレーするだけ。難しい時もあるが、ストレート勝ちで終えて、次の試合に向けてエネルギーを温存できるのはいいこと」と語った。
第５シードのジャック・ドレーパー（英国）、第８シードのロレンツォ・ムゼッティ（イタリア）も勝ち上がったが、第９シードのホルガー・ルネ（デンマーク）は敗退した。
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