ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ロシアと協議する用意があるものの、それはプーチン大統領が無条件の停戦に同意した場合に限るとの考えを示した。

  これに先立ち、ロシアのプーチン大統領は、15日にトルコ・イスタンブールでウクライナと直接協議を行うことを提案したが、ウクライナと欧州主要国が10日にロシアに対して30日間の停戦を受け入れなければ新たな制裁に直面すると通告したことについては言及しなかった。

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  トルコのエルドアン大統領は11日、プーチン大統領との電話会談で、トルコが「恒久的解決」につながる交渉を同国で開催する用意があると伝えた。大統領府が声明を発表した。

  ゼレンスキー氏はXに「われわれはロシアが明日12日から、完全かつ持続的で信頼できる停戦を確認することを期待しており、ウクライナとしては協議する用意がある」と投稿。「ロシアがようやく戦争の終結を検討し始めたことは、前向きな兆候だ」とした。

It is a positive sign that the Russians have finally begun to consider ending the war. The entire world has been waiting for this for a very long time. And the very first step in truly ending any war is a ceasefire.

There is no point in continuing the killing even for a single…

— Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) May 11, 2025

  ウクライナとロシア両国がそれぞれの立場を主張する中で、ロシアが敵対行為を停止しなかった場合に欧州主要国が通告通り追加制裁の実施に踏み込むかどうかが今後の焦点となる。欧州の指導者らは対ロ追加制裁についてトランプ大統領の支持を得ていると述べている。トランプ氏は8日、30日間の停戦を呼びかけ、「停戦が順守されなければ」さらなる制裁を科す構えを示していた。

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  プーチン大統領はトルコでの協議を通じて「新たな停戦合意に至る可能性を排除しない」と述べていた。

  一方、ロシア軍は夜間に空爆を再開し、キーウを含むウクライナ各地に100機以上の無人機を導入して攻撃した。ウクライナ軍参謀本部によれば、過去24時間で東部前線の地上陣地には数千回の攻撃が加えられた。

原題:Zelenskiy Says Ukraine Will Talk Once Russia Agrees to Truce (3)(抜粋)

(詳細を追加して更新します)

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